決算発表 アイリックコーポレーション(7325) 2019.6月期本決算
本日、保有銘柄であるアイリックコーポレーションの本決算が発表されました。
同社については過去に2回記事にしていますので、ご参考にどうぞ。
決算内容
売上高は各セグメントともに増収、営業利益以下、5/14に発表された上方修正後の数値を上回って着地しました。
もともと4Q(4-6月期)は売上・利益とも数字が出ない季節性があるようなので、4Qがしょぼいのは目をつぶるのでしょう。
◆保険販売事業
直営店舗数が増加しており、主に直営店売上が大きく伸びています。
6月にプレスされたTSUTAYAとの提携が今期以降どの程度きいてくるか引続き注視したいと思います。
◆ソリューション事業
AS部門が前期比+15%の増収となっています。
この部門は保険検索システムのID数が増えるほど月額でお金が入ってくる仕組みですので、今後も導入プレスリリースを楽しみに待ちたいと思います。
ただ、顧客との交渉のなかで一定程度ボリュームディスカウントを行わざるを得ないところはある模様で、ID数の増え方にしては売上の伸びが大したことないように見える点は改めて会社側にも確認したいと考えています。
◆システム事業
スマートOCRの引き合いが活発というのは以前のセミナーでも聞いていました。
OCRの売上規模としてはまだ1億円にも満たない水準ではありますが、まだまだ受注がさばききれていない状況と思われるため、今期以降も一定伸びる余地はあるように思われます。
□2020.6月期見通し
売上は8%増収、営業利益は12%の増益予想となっています。
保険販売事業については地に足ついた数字かと思います。
ソリューション事業、システム事業については数値の前提等、確認できる範囲で会社側に確認してみたいと思います。
□投資判断
個人的に、中長期的なASシステムの伸長に期待していること、保有株数も優待の範囲内程度で多くないため、株価の動きにかかわらず当面ホールド(放置)の予定です。
見た目の成長率からみて安いとは思わないので、安易なナンピンも行わないつもりです。
※投資判断は自己責任でお願いします。
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