決算発表 IPS(4390) 2020年3月期第1四半期
8/9、保有銘柄のIPSの1Q決算が発表されました。
IPSは2銘柄ありますが、4390のほうです。
決算内容
売上高は+13.7%、営業利益は+19.2%、円高による為替差損の影響で経常・純利益は前期比マイナスとなっています。
◆海外通信事業
昨年後半はこのセグメントが値下げの影響で厳しくなっていました。
今回、高収益案件の貢献とのことで増益に転じた点はよかったと思います。
◆フィリピン国内通信事業
少しずつ売上に貢献し始めています。
セグメント利益は微々たるものですが、前四半期あたりから黒字になってきています。
中期的にこのセグメントが柱になってくるとみています。
◆医療・美容事業
レーシックは引続き順調のようです。
個人的には、早くこのセグメントがおまけの位置づけと言いたいところはありますが、現状の収益水準的にはまだまだ貴重なセグメントですね。
◆国内通信・在留フィリピン人関連事業
ご覧の通りです。
所感
派手さはない決算内容ですが、注目してるフィリピン国内通信事業が順調に進展しつつあることが確認でき、個人的にはいい決算かなと思います。
短期的な株価は知りませんが・・
おまけ
決算と合わせて、従業員向け新株予約権の発行のIRも出ています。
こちらは営業利益が17億、25億を達成することが行使条件となっており、中期的な業績への自信がうかがえるかなと思います。
なお、個人的にこの銘柄はIPO直後の時期から保有し、一度損切をして買い直した経緯があります。
そのため、これまでの投資歴のなかで最大の実現損を出した非常に思い出深い銘柄ということになります。。
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