兼業投資家キリンの株式投資ブログ

本業では会計・法人税関連の実務を細々行う兼業投資家の投資メモ、仕事論などを綴ります

管理職になるメリット・デメリットを考えてみる

今日はお盆休み明けの方も多かったのではないでしょうか。

さて、私が読者登録させていただいてるブロガーさんの記事で「管理職にはなりたくない」趣旨のものを目にしたので、今回は私なりに管理職になるメリット・デメリット、それを踏まえた私の考えをまとめたいと思います。

私自身は現在部下を15名程度抱える一方、上席の指示を受ける所謂「中間管理職」の立場で仕事をしてまして、一プレイヤーだったころと今の違いに触れながら記載していきます。


管理職になるメリット

①権限が増す

個人的にはこれは非常に大きいです。
自分がやりたいことがあっても役職が伴わないと実現が難しいことは多々あります(それでも声を上げる努力はできますが)し、組織・仕事の在り方を変えようと思えばある程度の役職があったほうが便利です。


②自分の言動で組織を変えられる

①とも関連はしますが、働いてるといろいろ不満が出てきます。
「人が足りない」「仕事が多い」「残業が多い」...

管理職になれば人をとってくる交渉もできれば無駄な仕事を排除することもでき、結果みんなの残業を減らすこともできます。
(もちろんすべてがうまくいくわけではありませんが)

一プレイヤーの頃と大きく違うのは、会社の戦略を理解して自組織の目標を設定し、それを自分の手駒(部下)をどう使って戦術に落とし込むか、を考えることが必要で、達成するために必要なことは会社に求めるアクションを起こしていく必要があります。

自分はこういった仕事をゲーム感覚で楽しめるほうなのでメリットととらえていますが、自分の仕事に集中したい、専門的に生きたい、というタイプの人ももちろんいますし、これは個々人の志向するところによりけりかと思います。


管理職になるデメリット

①責任が増す

これはメリット①権限が増すと表裏一体というか、「どうとらえるか」なんだと思います。

責任が増すのは嫌だという人も当然いるでしょうし、僕のようにある程度の責任が伴いつつも裁量が高まるほうが行動しやすいと考えて、一定の役職が欲しい派の方もいるでしょう。

どちらが良い悪いを論ずるべきものではなくて、それぞれの性格や資質にもよると思います。

それに、全員が管理職目指しても収拾つきませんからねwいろんな人がいればいいと思います。


労働組合員でなくなる

これはすいません、私自身はデメリットと感じる経験をまだしたことがないのでわからないんですが、もしものときはデメリットになりうるのかもしれないです。


なお、給与云々はここでは触れません。
感覚的には管理職になったほうが給与はいいと思いつつ、残業代がつかなくなるとか、程度感は会社によってマチマチだと思いますので割愛します。

まとめ

管理職になるメリ・デメはのとらえ方は個人の志向によるところが大きい。

私自身は中間管理職になって自由度が大幅に増しているので気に入った働き方になっていますが、絶対的な強みとなる専門性を持ち合わせていないからそういったソフトスキルで生きる道を見出したということでもあります。

専門性を磨いてその道で自分のペースで仕事をする、という選択も素晴らしいと思います。

皆さん自分に合ったスタイルで生きられればいいと思いますが、個人的には管理職を毛嫌いせず挑戦しようと思ってくれる若者が増えたらうれしいかなぁなどとツイートしながら締めくくりたいと思います。


最後に、先日西日本に台風10号が接近しました。

その日、私は部下を一斉休暇にしましたが、そのときのツイートが多くの方の目にふれたようですので掲載しておきます。

こういうのも管理職のお仕事の一つですね。

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