兼業投資家キリンの株式投資ブログ

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上方修正/下方修正の常連銘柄は?四季報からピックアップ【上方修正編】

株を保有していると上方修正発表で喜ぶことや、一方で下方修正を見て白目を剥くことが多々あるかと思います。

強気の予想を出したり、逆に保守的に出しといて上方修正を繰り返すなど、銘柄によって業績発表にはクセがあります。

四季報夏号では直近3年間の上方修正・下方修正の回数が記されていましたので、今回は「上方修正癖」「下方修正癖」のある銘柄をそれぞれまとめ、皆さんの記憶の片隅に置いていただければなと思います。
今回は上方修正編です。

<ピックアップの考え方>
上方修正6回以上の銘柄
・ただし、一度でも下方修正歴がある銘柄は除外
※見落としはあるかもしれません。あと、地銀ゾーンは完無視してます。

〇上方修正銘柄

回数 証券CD 銘柄名
10 1605 国際石油開発帝石
9 9052 山陽電気鉄道
8 1869 名工建設
1897 金下建設
7 1811 錢高組
1833 奥村組
3433 川田テクノロジーズ
5363 TYK
5805 昭和電線ホールディングス
6383 ダイフク
6677 エスケーエレクトロニクス
6728 アルバック
7267 ホンダ
6 1720 東急建設
1853 森組
1965 テクノ菱和
1976 明星工業
3677 システム情報
4187 大阪有機化学工業
4816 東映アニメーション
5753 日本伸銅
5358 イソライト工業
5921 川岸工業
6264 マルマエ
7271 安永
7608 エスケイジャパン
9605 東映

年2回以上のペースで上方修正出してる銘柄って結構あるんですね。
個人的に保有歴のあるシステム情報や東映アニメーションあたりは知ってましたが、3年で上方修正10回とか猛者もいますねw

こういった銘柄は上方修正が出ること自体は概ね予測がつくので、修正幅が小さいと売られるパターンもよくあると思います。
買い・売りの判断は個別状況見ながら判断していく必要がありますが、個人的には、保守的予想を理由に大きく調整するパターンで買っておくと比較的負けづらいのではと思います。

※当記事は個別銘柄の投資を推奨するものではありません、判断は自己責任でお願いします。

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