銘柄チェック ヒガシトゥエンティワン(9029)
久しぶりの銘柄チェックですw
今回はすごく地味でしぶい銘柄、ヒガシトゥエンティワン(9029)について書きます。
【会社の概要】
・設立は1944年と古く、上場は2005年(阪神タイガースが最後に優勝した年)
・その昔は「大阪東運送」なる名称だった時代もあるように、関西圏を中心とした運送会社(現在も大株主は関西電力、日本生命などの大手企業)
【業績推移】
・首都圏での事業拡大を背景に近年は増収増益傾向。
・過去は長きにわたり横ばいの期間が続いていた。逆に、リーマンショックの時期も黒字を維持し、底堅さを見せている。
【'20/3期第1四半期の状況】
・7/26第1四半期開示。
・前年同期比で営業利益▲19.8%減、経常利益▲17.1%減と見た目悪い数字。
・ただし、
①前年1Qは発表翌営業日がストップ高になるほどの好内容だった
②前年1Qの利益には貸倒引当金戻入によるかさ上げ分が含まれている(金額は不明)
③2年前と比べると売上+25%、営業利益+35%程度のプラス
・上記3点を踏まえると、個人的にはそこまで悲観的な数字とは思っていません。
【株主還元】
・配当利回り3.17%(7/26時点)
・株主優待:500株以上でクオカード
【株価の状況/まとめ】
・2018年前半は400円台で推移、1Q好決算で窓を開け、9~10月には700円台をつける。
・その後2Q発表を受けて逆に窓を開けて下落。以降、現在に至るまで再び400円台で推移。
・今回の見た目悪い1Qを受けた明日以降の推移をチェックしておこうと思います。
・中長期的に見れば、2025年大阪万博を控えちょっとおもしろい銘柄になる可能性もある気もします。
・その意味で、数年間ほったらかす前提で持つという判断をするかもしれない銘柄です。
※当記事は投資を推奨するものではありません。判断は自己責任でお願いします。
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