兼業投資家キリンの株式投資ブログ

本業では会計・法人税関連の実務を細々行う兼業投資家の投資メモ、仕事論などを綴ります

相場メモ ~決算発表と株価の動き~

今日は日経平均がマイナス453円と2%を超える下げとなりました。

マザーズジャスダックの新興も1%を超える下げとなり、私のPFも8月の2日間で1%を超えるマイナスと厳しいスタートになっています。


さて、3月企業の1Q決算発表のラッシュが始まっていますね。

決算発表の前後は株価が大きく動くことが多いです(特に新興)。

今回は、決算発表前後の個人的な基本対応スタンスを記載します。


** ①基本的に、決算発表をまたがない

よほど自信のある場合や、長期投資を決めているものを除き、基本的には決算発表直前でいったん利確(損切)することが多いです。

決算期待の高い銘柄は、決算発表日に向かって株価が上がることが多いと思います。

その結果として、発表された決算がいい数字であっても「材料出尽くし」とやらで直後に大きく売られる場合があります。

コンセンサスに未達となるとストップ安になるような場合もあります。

今回の発表でいうと、GMOペパボあたりはその例ですね。。

発表された'19/12期2Qの数字自体は大幅増益となっていますが、市場の期待には届かなかったようで発表翌営業日は寄らずのストップ安となっています。

逆に、期待を超える数字が出ると大きく上昇することになり、発表前に売ってしまうとその上昇をとれなくなりますが、その場合はあきらめるか買い直せばいいと思います。


** ②好決算で上昇したあと、それがなかったことになるのを待って買う

決算発表後に株価が大きく動くということは、それだけ資金がほかの銘柄から動いている(あるいはほかの銘柄に流れていく)ということです。

発表後に大きく株価が跳ね上がった銘柄も、しばらく時間が経つとほとぼりが冷めるかのように株価も落ち着く場合があります(そのまま無双していく強い銘柄もあります)。

特に悪材料もなく株価が上昇前の水準に戻り「好決算がなかったことになる」状態までくると、心理的にも買いやすくなります。

もちろん、すべてが狙い通りに反発するわけではないので、買うかどうかは見極めが必要です。

このパターンで個人的に今気になってるのはブレインパッドです。


5月の好決算で窓を開けて上昇したのが約3か月かけてもとに戻っている状態です。

次の決算発表が来週木曜に予定されており、その内容とともに株価反発が見られるか、注目したいと思います。

※投資を推奨するものであありません。判断は自己責任でお願いします。


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