部下の評価と残業多寡の関係
昨日に続き中間管理職関係の話です。
部下と面談をするなかで、迷いを抱える部下がいました。
「上位職に興味はあるけど、子供が小さくて残業ができない今は周りに申し訳なくて手を挙げられないです」
私の部下15名はすべて女性という組織です。
仕事をするなかでも、ライフサイクルや家庭の都合などの障壁を抱える局面は出てきますし、そこはお互い様の世界です。
仕事のやる気もあるし能力も高い人が残業ができないのを理由に上位職になりづらいと自分で思ってしまうのはもったいないですね。
組織として反省する必要があるなと思いました。
ひとまず、部下に対しては一律で私の方針を伝えてあります。
「仕事の質が同じレベルの人が2人いる場合、僕は残業時間の少ない人を高く評価します」
働き方改革がうたわれる世の中ではありますが、いまだに残業できないことに負い目を感じる人がいるというのが自組織の現状としてあります。
上記の方針に関していえば、働き方改革云々は無視するとしても、残業が少ない人のほうが残業代かからなくて単価安いから高く評価されるのは当たり前ではあると思いますが、世の中必ずしもそうじゃないことが多々ありますよね。。
限られた時間のなかで高い成果を出す方法を真剣に考えてもらいたいと思っていますし、それができる人を積極的に上位職に推薦していきたいと考えています。
中間管理職に与えられる裁量の範囲などごく限られてはいますが、プライベートも含めて充実させようと頑張ろうとしてる部下のやる気を阻害することだけはしてはいけないと思いますし、全力で応援するつもりです。
↓(参考)中間管理職の私が部下育成で心がけていること
www.kirin520.work
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